アイドルグループ・NMB48が、大阪・関西万博(2025年4月13日〜10月13日 184日間)のプロモーション活動を行うスペシャルサポーターに就任した。3月27日付。

 スペシャルサポーターは、多くのファンや支持層を持つ人や団体、キャラクターなどが、発信力をいかして万博の魅力や理念への共感を伝える応援団として、さまざまな活動を行っていく。

 NMB48はKYORAKU吉本.ホールディングス株式会社(東京都新宿区)が運営。大阪・難波にある専用劇場「NMB48劇場」を拠点に活動している。

 メンバーは昨年8月、万博記念公園(大阪府吹田市・千里丘陵)で「EXPO'70 パビリオン別館」のオープニング記念式典に登場し、1970年大阪万博パビリオン公式ユニフォームでのファッションショーでランウェイを歩いた。

 スパシャルサポーターにはこのほか、サンリオのハローキティ、東大クイズ王・伊沢拓司さんが運営する知識集団・QuizKnock、タレントでYouTuberのぺえさんらが就任している。

 NMB48キャプテン・小嶋花梨さんは「私たちの活動拠点である大阪で、日本国際博覧会が開催されると決まった日から2025年が待ち遠しく、ワクワクしていました!NMB48は『大阪から世界へ』をモットーに、より多くの方に笑顔を届けられるよう日々活動しています!世界中から注目が集まる大阪・関西万博を私たちも楽しみ、みなさんにも楽しむきっかけをお届けできるように全力で盛り上げていきたいです」とコメントした。

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 大阪・関西万博をめぐっては、スパシャルサポーターとは別に「万博の顔として、万博の魅力を伝える」アンバサダーとして、お笑いコンビ「ダウンタウン」のほか、男性デュオ「コブクロ」や宝塚歌劇団、山中伸弥・京都大iPS細胞研究所教授などが名を連ねる。

 このうちダウンタウンの松本人志さんは性加害報道による活動休止、宝塚歌劇団は劇団員の急死を受け、万博を運営する日本国際博覧会協会が関連イベントに当面起用しない方針を示している。