F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行1回目は、マクラーレンのランド・ノリスがトップとなった。

 オーストラリアGPの舞台はアルバートパーク・サーキット。公園の周回路を使った、壁に囲まれた半公道サーキットだ。

 今回持ち込まれているタイヤは最もやわらかい組み合わせ。レッドブル含め1セット目からソフトタイヤを使うマシンも多かった。

 ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンのクラッシュにより、残り20分ほどのところでセッションは赤旗中断となった。

 残り9分のところでセッションが再開されると、まだ2セット目のタイヤを使っていなかったレッドブルが新品ソフトタイヤでタイム更新に向かった。

 最終的にセッショントップとなったのはノリスで、赤旗前に記録した1分18秒564が最速タイムとなった。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2番手。2セット目のソフトタイヤ最初のアタックはセクター3でミスがあり不発となったものの、セッション終了間際にタイムを更新した。

 RBの角田裕毅は、ミディアムタイヤを履いて走行開始。同じタイヤを履くマシンの中で最上位につけると、2セット目にソフトタイヤをチョイス。一時は2番手につけた。

 フェルスタッペンや3番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)が最後にポジションを上げたことで角田は5番手でセッションを終えたが、6番手セルジオ・ペレス(レッドブル)までトップから0.1秒以内という僅差の結果となった。

 角田のチームメイトで、母国レースを迎えているダニエル・リカルドは11番手となっている。