昭和の時代から大阪で愛され続けているドリンク「ミックスジュース」に新旋風が巻き起こる――かもしれない。
高果汁飲料ブランド「順造選」でお馴染み、マルカイコーポレーション(大阪府大阪市)は2024年5月1日、4種ものミックスジュースを発売する。
ミックスジュースといえば乳白色でバナナやリンゴ、パイナップルなどが入ったジュースを想像する人も多いだろう。
しかし、同社のプレスリリースによると「ミックスジュース」の定義とは「複数の果汁を混合し、100%果汁でジュースにしたもの」。
そこで、同社は考えた。
「私たちが一般的にイメージするミックスジュースは、『ミックスジュース』のほんの一部に過ぎないのではないか」
そして、生み出したのだ。「今までのミックスジュースの型にとらわれない新たなミックスジュース」を。
「大阪『新』名物!? しらんけど」とラベルに書かれたミックスジュースたちには、リンゴ、バナナ、パインアップルが共通で使われている。そこに赤・青・黄のフルーツをくわえ、個性を生み出した。
「ド定番ミックス」は名前の通り、普段大阪の喫茶店で飲むオーソドックスなタイプ。モモ、パッションフルーツが使われている。味の想像もしやすい。
赤い色をしている「アカイミックス」にはザクロ、クランベリーを使用。ド定番より酸味が強そうだ。
「アオイミックス」にはブルーベリーやブドウ、プルーン、クランベリーと種類が多め。複雑な味がするのだろうか?
「キイロミックス」にはマンゴー入り。トロピカルな味わいになっているそうだ。
シーンや気分によって飲み分けるのもよさそう。
「新たなミックスジュース文化を人々に提案したい」という思いで作られたこのドリンクの影響で、大阪以外の地域でもミックスジュースが大人気になるかもしれない。......知らんけど。