同じルーツを持つ能登半島の町を継続的に支援するため、福岡県宗像市と漁協、宗像大社が義援金を集める募金箱作りを行いました。

海女発祥の地とされる宗像市鐘崎の海女は、およそ450年前、石川県輪島市海士町に移り住んだと言われています。

その縁から宗像漁協らはことし4月、能登半島地震で甚大な被害を受けた海士町に、義援金およそ1800万円を贈りました。

しかしその際、被災地の厳しい現状を目の当たりにし、義援金を再び集めようと15日募金箱を制作しました。

宗像漁協協同組合の八尋時男組合長は「私も漁師ですから。(海士町の人たちに)早く漁に行ってほしいです、やっぱりそれが一番」と話しました。

募金箱は来月1日から、宗像大社など、市内50カ所に設置される予定です。