4日、水沢競馬場で行われた12R・ 早池峰スーパースプリント(M2・3歳上・ダ850m)は、鈴木祐騎乗の1番人気、キラットダイヤ(牝6・岩手・板垣吉則)が快勝した。6馬身差の2着にアップテンペスト(牝4・岩手・佐藤雅彦)、3着に2番人気のカタナ(牡8・岩手・畠山信一)が入った。勝ちタイムは0:49.5(稍重)。

1着 キラットダイヤ
鈴木祐騎手
「今日はハナに立ってレースをするつもり。スタートは各馬が五分だったんですが二の脚が速い馬ですから、これなら逃げることができるかなと。そこから内の馬を交わすのに少しだけ手間取って、ちょっと仕掛けたら今度は思いのほか加速がついてしまって。予想よりはリードが大きくなったかなと思いました。それでもコーナーでは手応えが十分にあったし直線も反応してくれたので、あとは馬を信じて乗るだけでした。凄くポテンシャルが高い馬で、6歳になりましたがまだまだやっていける、まだ成長していると感じますね。次戦も連覇がかかっているそうですが、ファンの皆さんにもぜひ期待して応援していただければと思います」

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板垣師「次戦は岩鷲賞の予定」

早池峰スーパースプリント 口取り (C)岩手県競馬組合

板垣吉則調教師
「今年の始動は南関東からと、オーナーサイドと相談して決まっていましたから、4月に一度船橋で使ってきたのは予定通り。こちらに来てからは凄く順調で仕上げも楽でした。馬体重も絞れて戻っていましたしね。今日のレースを見る限り6歳になっても力は落ちていない。強いて言えば昨年の良い頃に比べるとまだそこまでは…と調教に乗ってみて感じるのですけども、これから暖かくなったら昨年の状態に戻ってくれるのではないでしょうか。次戦は岩鷲賞の予定。次も連覇がかかっているので頑張りたいですね」

キラットダイヤ 24戦10勝
(牝6・岩手・板垣吉則)
父:サウスヴィグラス
母:テツナゴオ
母父:ハーツクライ
馬主:小林祐介
生産者:服部牧場

【全着順】
1着 キラットダイヤ
2着 アップテンペスト
3着 カタナ
4着 トーセンキャロル
5着 アヴェントゥリスト
6着 エイシントゥラン
7着 シングンポラリス
8着 フミタツティンクル
9着 カッチャオ
10着 リンシャンカイ