7月10日に開幕する第106回全国高校野球選手権富山大会の責任教師・監督会議が18日、富山市民球場であり、暑さ対策として各球場で1日2試合の場合、気温の高い時間帯を避ける2部制を導入することを決めた。決勝は昨年の午後1時から午前9時に早める。

 1日2試合の場合は第1試合を午前9時、第2試合を午後2時から行う。同3試合では、第1試合を午前9時、第2試合を午前11時半、第3試合を午後2時に実施する。

 今大会から水分を補給する休息時間を1試合につき3回設ける。昨夏から設けられた五回終了時に水分を補給する10分間の「クーリングタイム」に加え、三、七回終了時にも3分間休む。九回で勝敗が決まらずタイブレークにもつれ込んだ際、グラウンド整備は十回裏終了時に行うことも決めた。

 大会は7月5日に組み合わせ抽選会があり、10日に富山市民球場で開会式を行う。1回戦は13日、県営富山と高岡西部、魚津桃山の3球場で実施。25日に準決勝、27日に決勝を富山市民球場で行う。