五島市のボランティアグループが島に伝わる昔話をテーマにしたすごろくを製作しました。

かわいいイラストとともに地域にまつわる昔話のタイトルが並びます。「五島むかしばなしすごろく」です。

ボランティアグループ「五島むかしばなしを楽しむ会」が半年かけて製作し、4月11日に五島市の野口市長にプレゼントしました。

昔話を語る人や、語る機会が減ってきたため、子供たちに親しんでもらい将来に残していこうと作られました。

200セットが製作され、島に残る約300の話から選ばれた25の昔話が記されています。

五島むかしばなしを楽しむ会の才津久高会長は「五島市の中の昔話、どんなお話があるのかあるのかということを知ってもらうということを目的にこのすごろくを作った」と話しています。

すごろくは市内の保育園や学校などに寄贈されるほか、1セット1500円で地元の文具店で販売されるということです。