佐賀県に本社を置く「九州ひぜん信用金庫」は、元役員だった男性が4000万円余りを着服していたと明らかにしました。

九州ひぜん信用金庫の役員だった男性は、今年3月までの24年間、佐世保市の本島支店の5人の客から預かった最大4300万円余りを着服していたということです。

定期預金を作成する名目で客から現金を預かり、偽の定期預金証書を渡していました。

今年3月、客の1人が解約しようとしたところ、証書が偽造と分かり着服が発覚しました。

男性は着服を認めギャンブルなどに使ったと話しています。

着服した金は信用金庫側が弁済しています。

信用金庫は男性を刑事告訴するか検討しているということです。