2024年のゴールデンウイークは前半、後半と分かれています。
1日は連休の谷間の平日なんですが、鹿児島県内の観光地のにぎわいはどうなのか、取材しました。


向かった先は南薩の鹿児島県指宿市。
その指宿を代表する観光スポットの一つ「砂むし会館砂楽」です。

年間の利用者が20万人を超える施設で、ゴールデンウイークは一番の繁忙期。
砂楽によりますと、連休前半の3日間は2023年の2.7倍にあたる約4000人が訪れたということです。

砂むし利用者
「(砂むしは)初めてです。温かくて気持ちいいです」
「砂が思ったより重いです。血液が流れていると感じます」


平日の1日は、午前8時半のオープン前に30人ほどが列を作ったものの、30分以上の待ち時間が出るような混雑はなかったということです。

しかし、利用者の中には1日休みを取って、砂蒸しにきたという県外客も。

Q.ゴールデンウィークは何連休ですか?
砂むし利用者
「(7、8、9、10)10日です。仕事のことを忘れて、おいしい物を食べて自然を満喫して満足しています」

こちらは大阪から来たというカップル。
同じく10連休だそうです。

砂むし利用者
「新型コロナもあけて、だいぶいろいろな所へ行き、楽しんでいます」
「仕事に戻るのがつらくなりますが(連休を)しっかり楽しみたいです」


続いて訪れたのは指宿市が運営する「唐船峡そうめん流し」。
駐車場には県外ナンバーの車が数多く見られました。

大城哲也記者
「お昼過ぎの食券売り場です。多いときは長蛇の列ができますが、今はご覧のようにスムーズに買い求めることができます」

ゴールデンウイークは1日あたり平均で約2000人が訪れる唐船峡。
こちらも平日と比べると、やや多い客入りのようでしたがテーブルには余裕がありました。

友人と訪れたというこちらの男性。
鹿児島県姶良市出身で連休にあわせて、愛知県から帰省しました。

唐船峡利用者
「8日です。8連休です。」
「(食事まで)待つかなと思いましたが、すぐに入れて良かったです」
「久々の帰省で疲れが取れています」

唐船峡では5月3日からの連休後半は多くの来場者を見込んでいて、市役所職員がボランティアで応援に入るなどして対応することにしています。

唐船峡そうめん流し・谷山愛さん
「新型コロナ前の活気も戻ってきていますので、すごくうれしい限りです」
「気持ちよくご来店して、食べていただけるように、スタッフ一同、心よりおもてなしをしたいです」