日本では2026年度までに5車種の新型車を投入すると言いますが、その5台とはどのようなものになるのでしょうか。

2026年度までに日本で5モデルを導入! 何が出るのか

 日産は今後の経営計画を発表しました。その名も「The Arc」となるものですが、その中には日本市場の今後3年間の動向も含まれていました。
 
 日本では2026年度までに5車種の新型車を投入すると言いますが、その5台とはどのようなものになるのでしょうか。

 今回の経営計画にて日産は、今後3年間で30車種の新型車をグローバルに投入することを明らかにしました。

 そのうち16車種を電動車両、14車種をICE車とし、バランスの取れた商品展開で多様なユーザーニーズと市場毎に異なる電動化のペースに対応していくと言います。

 例えば北米では、7車種の新型車を投入。米国では乗用車モデルラインアップの78%を刷新し(日産ブランド)、e-POWERとプラグインハイブリッドを搭載したモデルを投入していく予定です。

 また中国では、日産ブランド車のラインナップの73%を刷新し、新エネルギー車(NEV)8車種を投入(4車種の日産ブランド車を含む)します。

 その他、欧州では6車種の新型車を投入し、EVの販売構成比を40%へ向上(乗用車)。

 中東では5車種の新型SUVを投入。インドは3車種の新型車を投入していきます。

 オセアニアでは1トンピックアップとCセグメントクロスオーバーEVを。アフリカでは2車種の新型SUVを投入し、AセグメントのICE車を拡大していくと言います。

 そして気になる日本では、乗用車モデルラインアップの80%を刷新し、5車種の新型車を投入すると明言。

 さらに乗用車において電動車のモデルミックスを70%へ向上させ、日本での販売台数を2023年度比で9万台増加させることで2026年度に年間60万台の販売を目指すと言います。

 そんな「The Arc」における今後の商品計画では、今後登場する予定のモデルラインナップを一部明言しつつ、その他にもチラ見せしました。

 明言されたのは、2024年度に登場する中ですでにワールドプレミアされたインフィニティ「QX80」と日産「キックス」に加えて、「ムラーノ」と「パトロール/アルマーダ」となり、SUV祭り状態です。

 その他、各モデルのシルエットやヘッドライト、テールライトが映し出さたことで、いくつかの予想が出来ます。

 実際に公開された動画に対するコメントやそれを見たSNS投稿では「リーフ」「マーチ(マイクラ)」「エルグランド」「スカイライン」という車名があがっていました。

 さらに車名は分からないものの「コンパクトミニバン」らしきシルエットも確認出来ます。

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 またこの「The Arc」の発表以前には「キャシュカイ」、「ジューク」のEV化を決定している他、その発表では次期型リーフが2021年に発表された「CHILL-OUT」というSUV化されることを示唆するアナウンスもありました。

 さらには日産デザインヨーロッパがデザインした新コンセプトカー「コンセプト20-23」と見られるモデルも今回の動画に登場。

 その見た目からマーチ/マイクラになるのではないかと言われています。

 こうした日産を取り巻く状況を見て、日本に導入されるモデルを予想する人も出ています。

 それらの予想では「リーフ」「マーチ」「キックス」「エルグランド」の車名をあげる人がおり、なかでも「エルグランド」のフルモデルチェンジを熱望する声が多くありました。

 またリアビューを写したシーンでは、「丸目4灯」のシルエットも見られ、ユーザーからは「スカイライン?」「GT-R」といった声も見受けられます。

 今後どのようなモデルが日本に導入されるかは未定ですが、日産ファンだけでなくクルマ好きがワクワクするような展開が待っていることを期待せずにいられません。