カスタムカーイベント「名古屋オートフェスティバル2024」に登場した黒の「ハイエース」に対し、SNSなどで様々な反響が寄せられるようです。どのような声が集まったのでしょうか。

めちゃ“イカチぃ”! 斬新スタイルの「黒いハイエース」に反響

 ポートメッセなごや(名古屋市港区)で2024年3月9日から10日まで開催された「名古屋オートフェスティバル2024」に、イカツいカスタムを施した黒のトヨタ「ハイエース」が展示されましたが、この斬新なカスタムカーに対し、SNSなどで様々な声が寄せられていました。
 
 どのような反響が集まっているのでしょうか。

 2024年3月9日から10日、ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で開催された「名古屋オートフェスティバル2024」に、イカツいカスタムを施した黒のトヨタ「ハイエース」が展示され、来場者から注目を集めていました。

 ハイエースはトヨタが販売しているワンボックス型商用バン。もともとは「トヨエース」の小型版として1967年に登場した車両です。

 現行モデルは2004年にデビューしたロングセラーモデルである5代目(200系)。

 ビジネスユーザーはもちろん、アウトドアレジャーを楽しむ個人ユーザーからも根強く支持されています。

 仕事用のアシ兼プライベートカーとして使う個人事業主も多く、仕事先の“現場”に集まるハイエースのなかで差別化を図るため、カスタムをするニーズも少なくないといいます。

 名古屋オートフェスティバル2024のカスタムカーは、その200系ハイエース(ワイドボディ/ミドルルーフ)をモチーフに、大きなアレンジを施しています。

 顔面のデザインを大きく改造し、フロントパネルはアルファベットの「T」をイメージさせる形状にデザイン。釣り目のように形状変更されたヘッドライトは赤のランプに差し替えられているようで、荒々しさを増しています。

 またフロントパネルのライト上部には起伏が加えられツリ目を強調。ヘッドライトカバーとは大きく違う手間のかかったイカツさを演出しています。

 さらにヘッドライトの間のグリルは細長い形状に変更するとともに、フロントバンパーは大型化され、前面へグッと突き出すような形状に変更しています。

 あわせて下部のグリルも左右に大開口部を展開し、まるでスーパーカーのケーニグセグ「ジェメラ」のような迫力。スーパーカーに採用されがちな意匠を取り込み、商用車イメージを一新させました。

 加えて極端なローダウンやオーバーフェンダー、リアウィングなどを配置し、ボディ全体でワイルドさを強調しています。

 また、ホイールのツラも商業車ベースとは思えられないほど攻められており、着地しそうな車高も相まって、このカスタムで現場入をしたら一番“イカチぃ”ハイエースになること間違いなしです。

 そして後方部分で最も特徴的なのが、左右へ2本ずつ付いたマフラー。どちらともグッと横に傾斜したデザインになっています。

 ダミーマフラーが多い昨今、ダミーでない4本出しマフラーというだけでかっこいいですが、派手なエクステリアに負けないように跳ね上げの一工夫がされているのが芸が細かく、かっこいいカスタムカーと言えるでしょう。

 これらのトータルコーディネイトによって、まるでスーパーカーのような雰囲気に生まれ変わり、もはやハイエースとは思えないほどの迫力を生み出していました。

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 そんなハイエースに対し、SNSなどでは様々な声が寄せられています。

「ホイールがかっこいい!」といった声のほか「ストロークを確保できる車高を維持しつつ、リップやサイドスカートを駆使した地上高下げをしていて上手い!」など、細かく評価している意見もあります。

 また、「車高が下がっているから荷物が積み下ろししやすそう」「足が硬くてフラフラしないからもしかしたら楽かも!?」といった利便性に対する声も見られました。

 このカスタムハイエースで現場入りすれば、もっとも注目を浴びること間違いないでしょう。