四国遍路の世界遺産登録を目指す活動に役立ててもらおうと大手ビールメーカーが売上金の一部を活動団体に寄付しました。

「アサヒビール」では2011年から、四国遍路の世界遺産登録に向けて活動する団体に四国での売り上げの一部を寄付しています。

高知県内では2013年から県商工会議所女性会連合会に寄付をしていて今回は10万円あまりが贈られました。寄付の合計は203万円あまりで遍路道に石柱を建てる活動に活用されています。

(アサヒビール高知支社 寺本武司 支社長)
「遍路を歩くときに(石柱を)見てもらって思いを馳せてもらうことが今後、世界遺産登録に向けた機運の高まりに一つ一つの活動が結びつくのではないか」

(県商工会議所女性会連合会 北村和代 会長)
「石柱を建てることで少しでもほっこりしてもらえるといいかなと思い活動を続けている」

連合会は4月高知市に20基目となる石柱を建てることになっていて今後も寄付金を生かして活動を続けていきたいとしています。