知人の住宅に侵入した疑いで逮捕された職員について、高知県室戸市が減給処分としたことが分かりました。職員は30日付けで依願退職したということです。

懲戒処分を受けたのは、室戸市産業振興課の職員です。室戸市によりますと職員は3月10日、室戸市内にある知人の家に侵入したとして、翌日、住居侵入の疑いで警察に逮捕され、その後、不起訴となっていました。

室戸市は職員の性別や年代、認否などについて「市役所内の指針や審査会の結果から公表しない」としていますが、この職員を30日付けで「減給1/10(6か月)」の懲戒処分としたということです。職員は依願退職したということです。

植田壯一郎市長は、「市民の皆様の信頼を大きく失う行為であり、大変申し訳なく思っており、深く心からお詫び申し上げます。今後におきましては、再びこのようなことが起きないよう、全職員に対して改めて法令遵守と服務規律の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。