働きやすい職場環境を作ってもらおうと、高知市の図書館で、ハラスメントに関する書籍などが展示されています。

2日から始まった「職場のハラスメント対策」展。オーテピア高知図書館ではこれまでにもメンタルケアに関する展示を県労働委員会と行っていて、今回が5回目です。2023年度、県労働委員会に寄せられた労働相談は506件とこれまでで最も多く、このうち176件は、嫌がらせやハラスメントの相談だったということです。

職場でのハラスメントは、労働者のメンタルヘルスの不調などにつながるおそれがあることから、会場では書籍やパネルを展示し、ハラスメントの体験談、対処法などを紹介しています。

(県労働委員会事務局 宮脇千尋 主査)
「パワハラ、セクハラ、マタハラ、カスハラ、など職場でたくさんのハラスメントが起こっている。パネルでハラスメントの内容と対策を紹介している。ハラスメントで悩んでいる人、事業主にも展示を見てもらえるとうれしい」

「職場のハラスメント対策」展は、高知市のオーテピア高知図書館で今月30日まで行われています。