酒を飲んだ状態で車を運転し、他の車との接触事故を起こしたとして、高知県越知町の会計年度任用職員の男性が停職12か月の処分を受けていたことが分かりました。

越知町によりますと、男性職員(58)は、4月12日の午後5時半ごろから越知町で飲酒をしたあと、午後10時すぎに帰宅しました。

翌日、私用のため車を運転して高知市に外出。午後4時45分ごろ、他の車と接触事故を起こしたということです。警察が事故の対応をしていたところ、男性職員から酒の匂いがしたことから呼気検査を実施。男性の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということです。

男性職員は「酒が残っていると思っていなかった」と話しているということです。

越知町はこの男性職員を停職12か月の懲戒処分としました。越知町は、「このような事態を招いたことを、大変重く受け止めるとともに、町民の皆様に御迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。今後、このような不祥事を二度と起こさないよう、職員の網紀粛正に努め、町政に対する町民の皆様の信頼回復に向けて、全職員が一丸となって邁進してまいります」とコメントしています。