5月12日の母の日を前に高知市の花の市場で母の日用の花の競りが行われました。今年はカーネーションのトレンドに変化があったようです。

高知市の土佐花き園芸市場では切り花の競りが行われ、高知県内外の生花店の人たちが目当ての花を競り落としていました。

母の日を12日に控えたこの時期一番人気はやはりカーネーション。すでに注文が殺到しているといいます。

今年は定番の赤いカーネーションの花束に青や紫に染めたカーネーションを交ぜるのが人気だということです。

近年、国内のカーネーションの生産者は高齢化などで全国的に減少傾向にあるということで、特に需要が高いこの時期はコロンビアなど外国産のカーネーションが多く見られます。

▼土佐花き園芸市場・岡林保宏専務
「母の日とすればやっぱり子どもにとっては頭に入るのはカーネーションじゃないかなと思います。特に切り花も今はスプレー咲きとか染めたカーネーションとか出てますし、赤以外の楽しみ方もあるのでそういったものをあげると喜ぶと思います」


また、この時期はアジサイも人気で出荷が増えているということです。