2024年のパリオリンピックに出場するレスリングの櫻井つぐみ選手が、22日高知に帰って来ました。短い期間ですが、ふるさと高知でリフレッシュしながら、オリンピックに向けてトレーニングに励みます。

午後4時すぎ、高知県香南市出身で、レスリングのパリオリンピック代表・櫻井つぐみ選手が、高知龍馬空港に姿を現しました。この春、群馬県の育英大学を卒業した櫻井選手は、その後も助手として大学に残り競技を続けていて、22日から26日までふるさと高知で過ごします。

空港では、父・優史さんと、中学1年生の妹・つきのさんが出迎えました。

(櫻井つぐみ選手)
「『地元に帰ってきたな』という感じはあります。あまり期間がないので、友達とは会えないんですけど、いっぱい、おいしいご飯を食べたいなって思います」

(父・櫻井優史さん)
「体つきがしっかりしていて、『向こう(群馬)でも練習しているんだな』と感じています。(帰路が)長旅なので『お疲れさん』ということと、『きょうはゆっくりして、あしたからしっかり練習していこう』ということは話したいと思います」

妹のつきのさんは、お姉ちゃんが帰ってくるのを楽しみにしていたようで…

(妹・櫻井つきのさん)
「(一緒に)買い物に行きたいです。(Q.何を買う?)『欲しいな』と思った物を買ってもらいたいです」

高知に帰ってくるのは2024年2月の番組収録以来だという櫻井選手。今回は、所属する大学の選手たちが全日本選抜選手権に出場し練習相手が不在になるため、帰省も兼ねて高知でトレーニングに励みます。

(櫻井つぐみ選手)
「(帰省中は)後輩たちと練習したり、いろいろな人の力を借りたりして、パワーをもらって、強くなれる練習をしたいと思います。家族が一番応援してくれていると思うし、(試合の)現地にも来てくれるので、家族としても『オリンピック』を目指してやってきたので、(パリ五輪では)優勝できるように頑張りたいと思います」

櫻井選手は帰省中、出身の高知レスリングクラブのメンバーと練習しながら、ふるさと・高知でリフレッシュするということです。