【ニューヨーク共同】5月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比134.51ドル安の3万2908.27ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを続けることへの警戒感が強まり、売り注文が優勢となった。下げ幅は一時300ドルを超えた。

 堅調な米経済指標を背景に、FRBが6月の連邦公開市場委員会(FOMC)でも利上げを続けるとの警戒感が出た。米連邦政府の債務上限に関する法案の採決を控えて様子見ムードもあった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、82.14ポイント安の1万2935.29。