【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領が創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業が26日、「特別買収目的会社(SPAC)」と合併する形で米ナスダック市場に上場した。前身のSPACの前日終値より約16%上昇して取引を終えた。11月の大統領選で共和党候補指名を確実にしたトランプ氏が約6割を保有するとされ、将来は保有株を売却して資金を捻出するとの見方もある。

 運営企業は「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」。ロイター通信によると、トランプ氏は6カ月間のロックアップ規制があるため、期間中の保有株の売却などは原則としてできないとみられる。