18日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、節目の3万8000円台を回復した。朝方は半導体関連株が下落し、平均株価の下げ幅は一時300円を超えた。その後は割安感の出た銘柄に買い戻しが入り、上昇に転じた。

 午前終値は前日終値比129円07銭高の3万8090円87銭。東証株価指数(TOPIX)は19.43ポイント高の2682.58。

 オランダの半導体製造装置大手が前日発表した決算内容が市場の期待に届かなかったことを受け、前日の米国株式市場で主要なハイテク株の値動きが軟調だった。18日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、関連銘柄に売り注文が広がった。