立憲民主党は、地元選挙区内の有権者に日本酒を渡したことが判明し、公選法に抵触する恐れが指摘されていた梅谷守衆院議員(新潟6区)について、党員資格停止処分とする方向で最終調整に入った。近く党倫理委員会に諮る。複数の関係者が21日、明らかにした。

 梅谷氏は新潟県上越市で1月に開かれた複数の会合で、有権者に日本酒を手渡したことが2月に発覚。「イベントなどへの対価との認識だった。軽率だった」と陳謝した。党は岡田克也幹事長を中心に事実関係を調べ、対応を検討していた。

 梅谷氏は新潟県議を経て2021年の前回衆院選で初当選した。