立憲民主党は22日の持ち回り常任幹事会で、地元選挙区内の有権者に日本酒を渡したとして、公選法に抵触する恐れが指摘された梅谷守衆院議員(新潟6区)について、党員資格停止1カ月と党役職停止3カ月とする処分を決めた。党員資格停止に関しては近く党倫理委員会に諮り、正式決定する。

 梅谷氏は「軽率な行動だったと深く反省している。党員や支持をいただいている政党、有権者に深くおわびする」とのコメントを発表した。引き続き捜査機関に全面協力する考えも示した。

 岡田克也幹事長は処分理由について「党の信用を害した。極めて軽率な行為だった」と取材に語った。