政府は24日、北朝鮮がウクライナを侵攻するロシアに軍事協力を実施しているとして、関与した11団体と1個人に対する資産凍結の制裁を決定した。林芳正官房長官は記者会見で「ロシアによる北朝鮮からの武器調達について、関連の国連安全保障理事会決議に違反するものであり、強く非難してきている」と述べた。

 林氏は、2月の先進7カ国(G7)首脳声明で北朝鮮製弾道ミサイルの移転を強く非難したことに触れ「ウクライナ侵攻が長期化する中で、国際社会と連携した対応が極めて重要だ」と強調した。