スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)が12日、オンラインで報道陣の取材に応じ、10日までの世界選手権(ドイツ)で終えた今季を「目標としていたタイトルを獲得できた。スケートが楽しいと思える時間が増え、充実していた」と振り返った。

 29歳の高木は昨季、ナショナルチームを離れて個別で活動したが苦戦した。今季は自らチームを立ち上げて練習環境を整え、世界距離別選手権の1500メートルと1000メートルの2冠など華々しい成績につなげた。「仲間と過ごす中で、いろいろな発見があった」と活躍の要因を語った。

 2年後の冬季五輪を見据えて、4月中旬頃に再始動する予定。