日本アイスホッケー連盟は9日、男子日本代表の新監督にカナダ出身のジャロッド・スカルディ氏(53)が就任したと発表した。現役時代は北米プロアイスホッケーNHLやアジア・リーグの王子製紙(現RE北海道)などでプレー。スカルディ氏は「日本に戻って来られてうれしい。チームをまとめていきたい」と抱負を語った。

 2月の26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪3次予選を指揮したペリー・パーン前監督とは契約を延長せず、8〜9月には五輪最終予選が控える。日本連盟の鈴木貴人強化本部長は監督交代に関し「(スカルディ氏は)いろいろな国の文化、ホッケーを学び、日本の良さを引き出せる」と説明した。