【バーミンガム(英国)共同】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長は9日、英国のバーミンガムで取材に応じ、野球を簡略化した「ベースボール・ファイブ(B5)」について、将来的な五輪採用へ向けて意欲を示した。

 男女混合5人制の手打ち野球は球場建設の必要がなく、26年のユース五輪での実施が既に決まっている。フラッカリ氏は「B5は都市型スポーツだ。もしかしたら五輪でも実施されるかもしれない」と主張した。

 伝統のある5人制と都市型の3人制がともに五輪で行われているバスケを例に挙げ、28年ロス五輪で追加競技となった野球・ソフトボールとB5は将来的に共存可能だとの認識も示した。