2026年に愛知県と名古屋市で共催するアジア大会の経費に関し、宝くじの収益から30億円を支援することになった。18日の参院文教科学委員会で、立憲民主党の斎藤嘉隆氏の質問に対し、総務省が明らかにした。今後増える可能性もある。スポーツ振興くじの収益による助成についても、スポーツ庁は「検討に入っている」とした。

 大会経費は850億円を見込んでおり、県と市が負担する600億円を除いた250億円を、スポンサーからの協賛金や助成金、チケット収入などで賄う計画。円安などの影響で経費の増大が懸念されている。