東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が23日、東京都内で行われたナイキ主催のイベントに出席し、現役を続行する意向を示した。3月の名古屋ウィメンズマラソンで今夏のパリ五輪代表入りを逃し、進退を明言していなかったが「『まだやれる』という気持ちがある。突き動かすものがあるので、もう少し頑張ろうかなと思う」と語った。

 今月19日には東日本実業団選手権で約2年ぶりのトラックレースとなる5000メートルに出場。32歳の実力者は「チームのみんなから刺激をもらいながら楽しく走れている。まずはスピードを戻して、駅伝やマラソンにつなげられるように頑張りたい」と意気込んだ。