【ソウル共同】北朝鮮メディアは19日、金正恩朝鮮労働党総書記が18日に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の発射訓練を指導したと報じた。党機関紙、労働新聞は6発が一斉に発射される写真を掲載した。日米韓は18日の発射について弾道ミサイルとみており、日本の防衛省は3発、韓国軍は複数発が発射されたと分析していた。

 西部地区砲兵部隊の訓練で、実戦能力を確認、増進するために行われた。発射後に空中爆発の試験も実施した。労働新聞は北部咸鏡北道沖の日本海の無人島に命中させたとみられる写真も掲載した。北朝鮮は超大型放射砲には「戦術核搭載もできる」と主張している。