【トゥールーズ共同】2019年に火災に見舞われたパリのノートルダム大聖堂のオリビエ・ジョス事務局長は27日、大聖堂の一般入場を今年12月9日に再開すると明らかにした。フランス南西部トゥールーズで記者会見した。

 19年4月の火災後、マクロン大統領は「5年で修復する」との目標を表明し、今年中の入場再開を目指してきた。

 ジョス氏によると、今年12月7日にマクロン氏が立ち会い、入場を再開する式典が開かれる。8日も公式行事が続き、一般入場の再開は9日午後となる。

 火災前、大聖堂には年間約1千万人が訪れていた。