消費者庁は28日、アレルギー症状を引き起こす懸念があり可能な限り表示が推奨される「特定原材料に準ずるもの」に、マカダミアナッツを追加したと発表した。また、対象となっていたマツタケは削除した。同庁の新井ゆたか長官は定例の記者会見で「可能な限り速やかな表示の見直しをお願いしたい」と述べた。

 消費者庁によると、「特定原材料に準ずるもの」は計20品目。発症数の多さや重篤度が高く表示が義務付けられている「特定原材料」(牛乳や卵などの8品目)と異なり、表示は可能な限り推奨するとされている。