生成AIの使い方の中で、気軽に活用できるのがアイデア出し

当たり前のように感じる答えでも、自分で書き出すと多少時間がかかりますし、必ずしも自分で全て出し切れるとも限りません。

この記事では、私がChatGPTを活用している場面とプロンプトを3つ紹介します。

1. 商品のPR方法を考える

多くの選択肢が予想される事柄についてChatGPTに意見を聞いてみると、1人では思いつかなかった意外な返答があるかもしれません。

新商品が発売されると仮定して、そのPR方法についてChatGPTについて聞いてみました(商品名は架空のタイトルを使用しています)。

【プロンプト】

2024年6月に『スマートライフ革命:テクノロジーを活用して日常をアップグレード』という書籍をライフハッカー・ジャパンから出版します。この商品のPRするにあたり、どのような方法が考えられますか。

以下の画像のような回答が続きます。

オンラインとオフラインに分けて戦略を考えてくれました。

気になった項目があれば、さらに深掘りして考えることができそうですね。ただし、個人情報や守秘義務のある情報は入力しないように注意してください。

2. ざっくりと概要を把握する

特にイメージは定まっていないけど「とりあえず調べたい」ときは以下のようにシンプルに聞いてみましょう。

【プロンプト】

父の日のプレゼントの定番アイテムを教えてください 。

以下の画像のような回答になりました。

衣類や小物だけでなく、体験ギフトまで出してくれました。筆者なら思いつかなかったと思います。

プレゼントを贈る相手の特徴をなるべく詳しく伝えることで、より具体的な提案を得ることができます。

たとえば、以下のような情報を入れてください(こちらも架空の人物設定です)。

【プロンプト】

私の父は60代です。定年退職した後、田舎で農業をしています。趣味は本を読んだりゴルフをすることです 。

服や靴にあまりこだわりはありません 。

パソコンやスマホには強くないです 。タバコは吸いませんがお酒はよく飲みます。父の日のプレゼントは何がいいと思いますか 。

筆者は数える程度しかゴルフをやったことがないので、ゴルフ場のプレイチケットの存在を知りませんでした。

仕事上の付き合いでプレゼントを考えるときも、上司や同僚の年代や趣味をChatGPTに入力して考えてみるといいかもしれません。

3. 企画書のタイトルやキャッチコピーを考える

ChatGPTに代表される生成AIは、テキストに関するアイデア出しにはもってこいです。企画そのものの壁打ち相手として活用できますし、企画書のタイトルや商品の名前など、具体的なフレーズが必要な場面でも活躍します。

試しに、この記事のタイトルを考えてもらいました。

【プロンプト】

以下の記事をライフハッカー・ジャパンに掲載します。タイトル案を3つ考えてください。(貼り付けた内容は省略)

そのままタイトルに使うことはありませんが、叩き台として活用できる回答が出てきました。ゼロから考えるよりも、先にAIに考えてもらって言葉を変えたり削ったりしていくほうが、負担は少ないように感じます。

AIにアイデアを出してもらう場合、回答はあくまで「参考意見」と捉えましょう。最終的に、どんなアイデアにするのかを決めるのは、AIを使った人間です。

あなたの意思決定の補助ツールとして、気軽に活用してみてください。

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