神戸市街地より気温が5度ほど低いとされ、避暑地として親しまれている六甲山頂付近。そこにある「ROKKO森の音ミュージアム」(神戸市灘区)で7月1日より『30th Anniversary 避暑地でひんやり 森の音サマーフェア』が開催される。

オルゴールなどの自動演奏楽器をコレクションする博物館として1994年に開館した同施設。アンティークオルゴールやからくり人形など、歴史ある音色を楽しむことができるほか、六甲山の四季を感じられるガーデンやカフェなども併設されており、さまざまな「音」と「自然」に囲まれた癒しの空間として、多くの人が訪れている。

2024年は開館30周年を記念し、アニバーサリーイベントを実施。7月には、「演奏家のいないアニバーサリーコンサート」と題した演奏会が開かれ、施設の歴史を振りかえりながら、「ハッピーバースデー」や「真夏の果実」など、同施設ゆかりの楽曲がオルゴールなどの自動演奏楽器で演奏されるという。そのほか、自然溢れるたガーデンで、演奏家による生演奏や楽器の演奏体験もおこなう。

また、ウォーターペイントが楽しめるブースや、カラフルな風鈴が並ぶフォトスポットなど、視覚と聴覚から清涼さを感じられる仕掛けも満載。無料貸出のアウトドアチェアの用意もあり、滝の音や木陰の涼しさを求め、ガーデン内に持ち出すこともできる。

合わせて「森のCafe」では、期間限定カフェメニューとして、人気の所蔵品をイメージしたフルーツデニッシュや、抹茶フロートなども販売される。イベント期間は7月1日から8月23日まで。入場料は大人(中学生以上)1500円ほか(一時期で料金変更あり)。詳しくは公式サイトにて。