おととしの台風15号や去年の台風2号による甚大な被害を踏まえ、静岡県は新年度の水防計画を見直しました。

 19日午前、静岡県の水防計画について審議する協議会が開かれました。

 県はこれまでに市・町と意見交換などを行っていて、情報共有の重要性の認識が不足していることや、水防業務が非効率であることなどの課題が見えたとして、計画の見直しを実施。

 新たな計画案では、台風で被災した応急復旧箇所について通常時も点検を行い、水害を防止することや、水防団や消防団が氾濫している河川を見つけた場合、速やかに県に報告することなどが盛り込まれました。
 
 計画案は全会一致で承認され、県は関係機関に周知して、新年度から運用を始めるとしています。