自己啓発書にもさまざまなものがありますが、今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが紹介する一冊は、25年間も売れ続けて150万部を突破した超ロングセラーの一冊です。いったい何が書いてあるのでしょうか?

【150万部突破のロングセラー】⇒『うまくいっている人の考え方』

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『うまくいっている人の考え方』

ジェリー・ミンチントン・著 弓場隆・訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、25年間売れ続けて150万部突破したという超ロングセラー、ジェリー・ミンチントンの『うまくいっている人の考え方』の限定プレミアムカバー版。

著者はアメリカの著述家で、経営者としてビジネスに携わるうちに、「自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」と悟ったそうです。

本書では、どうすればわれわれが自尊心を保ち、他者とうまくやっていけるか、どうすれば望み通りの人生を生きられるのか、いくつかヒントが示されています。

いわゆる自己啓発書ですが、要点がうまくまとめられており、シンプルながら言葉に力があります。

例えば、自尊心を保つための考え方。

・自分の長所にだけ意識を向ける

・したくないことははっきりと断る

・いやなことを言う人は相手にしない

・自分をけなさない

・他人からどう評価されようと気にしない

他人の目や批判、デキる人との比較から自分を守る考え方が示されており、とてもいいと思いました。

また、他人と上手くやって行く方法についても、良いヒントが示されています。

・地位や財産で人を判断しない

・ほめ言葉は素直に受け入れる

・他人を変えようとしない

・耳の痛いことでも快く受け入れる

ある程度人生経験を積んだ人にとっては、大事なことのおさらい、若い人にとっては、転ばぬ先の杖となる内容だと思います。

振り返ってみれば、人生で失敗したことのほとんどはこの本が注意していたことであり、上手く行ったことのほとんども、この本で書かれていたことでした。

若い方には特に、読んで欲しい内容ですね。

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

自尊心を取り戻すのはそんなにむずかしいことではない。要は、自分に対する考え方を修正すればいいだけである

ミスしたときに自分にやさしくしよう。そうすれば将来、ミスが避けられる。

自分の長所と自分の人生で恵まれている部分にいつも意識を向けよう。そうすれば、長所はさらに磨きがかかり、恵まれている部分はよりいっそう大きくなる

したくないことははっきりと断る

いやなことを言う人は相手にしない

地位や財産で人を判断しない

正しくてもまちがっていても、自分は常に価値のある人間だ

自分の気分に責任を持つ

「自分はなんてバカなんだ」「ダメな人間だ」「頭が悪い」「この程度しかできない」と考えたり口に出して言ったりするのは絶対にやめるべきだ。また、これらの言葉を一掃するついでに、「太っている」「スタイルが悪い」「顔がよくない」といった言葉も捨て去ろう

あなたが仕事を愛すれば、周囲にいるみんなのためになる

相手にどう思われているかを心配しない

願望を現実に変えるには、願望を抱く以上のことが必要なのだ

自分にとって現実的な基準を設定することが賢い方法

自分を他人と比較しない

無理をして人から好かれようとしない

批判は余裕を持って受け入れる

他人を変えようとしない

どんな出来事も、いいほうに解釈する

他人の反応を気にしない

自分の感情は自分の責任。他人の感情は他人の責任。

非現実的な期待を持たない

真理かどうかがはっきりするまでは、情報を軽はずみに信じてはいけない

所有物で自分の価値を高めようとしない

ハンディサイズで、見開き2ページ読み切りのため、バッグに入れて隙間時間に読むのがオススメです。

シンプル過ぎるきらいもありますが、この教えをしっかり実践できれば人生変わること、間違いなしです。

ぜひ、読んでみてください。

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