次の「トイレの花子さん」にならなければ、悪霊になる!?

 不慮の事故で命を失ってしまった女子高生は、浮遊霊としてさまよっていたところを、都市伝説でも有名な「トイレの花子さん」に拉致されてしまいます。死んでしまった影響なのか、自分の名前も思い出せません。花子さんは、名前を忘れて現世とのつながりが断たれたものは、悪霊になってしまうといいます。悪霊になりたくない女子高生は、「次のトイレ花子さん」になる面接を受けることにしますが……?

 古目印箱さん(@Ocome_BOX)による創作マンガ『令和のトイレの花子さん』がX(旧:Twitter)上で公開されました。今作は、「サンデーうぇぶり」に掲載されている作品『花子さんと花子ちゃん』です。いいね数は3.7万を超えており、読者からは「こういうオバケだったら大歓迎なんだけどな」「ちょ、ふたりともかわいすぎ(笑)」「幽霊の頭についている頭巾を眼帯みたいにするのセンス良すぎません?」などの声があがっています。

 作者の古目印箱さんにお話を聞きました。

ーー今作『令和のトイレの花子さん』が生まれたきっかけや、理由を教えて下さい。

 落描きしていたら生まれた子たちです。ちょうど16ページで読み切りを描こうとしていたのでこの子たちで描きました!

ーーいままでの「トイレの花子さん」のイメージとはひと味違う描き方がとても面白かったです。今作を描くうえで気を付けた点や、お気に入りシーンなどはありますか?

 都市伝説や幽霊にはルールがあると思うので、それを守りながら令和風にしたいなと思って描きました!ふわふわ浮いているところは全部好きです!

有名な都市伝説が抱えていた孤独な叫び(古目印箱さん提供)

ーー花子さんと面接を受ける女の子のデザインに対して、読者の方から多くの反響がありました。このふたりのキャラクター制作でこだわった点はありますか?

 ふたりには性格に合わせて好きな系統の服を着せました! あと幽霊の子を出すなら三角巾眼帯はやりたかったので満足です。

ーーそのほかにも、たくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者のコメントはありましたか?

 かわいいが一番うれしいです!

ーー古目印箱さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 小学生の頃からマンガが大好きで、ノートに描いていました!

ーー今後、X(旧:Twitter)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 たくさんの人に届く作品が作れたらいいなと思います!