福岡県春日市は16日、電動キックスケーターで酒気帯び運転をしたとして、こども支援部の保育士の女性職員(24)を停職6カ月の懲戒処分にした。職員は16日付で依願退職した。

 市によると、職員は5日午前2時55分ごろ、福岡市南区で酒気を帯びて電動キックスケーターを運転したとして、南署に道交法違反容疑で現行犯逮捕されていた。

 井上澄和市長は「飲酒運転の撲滅は、市を挙げて取り組んでおり、絶対に許されない。改めて全ての職員に公務員としての自覚を促すとともに、再発防止に務める」などとしたコメントを出した。【後藤浩明】