「50代の女性です。貧血の改善のために毎朝プルーンを5個食べる生活を約35年続けています。プルーンなしではいまの私はありません」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■プルーンを食べるようになったきっかけは?
私(55歳)は20歳の頃から約35年、ドライプルーンを毎朝5個食べています。
中学生の頃、色白で貧血気味だったため、いつも顔が青白く、周りから心配されていました。
朝礼や運動会、卒業式の練習中に長時間立ちっぱなしだと、必ずといっていいほど、目の前が真っ暗になって座り込んでしまい...しかし、病院にかかったり、薬を飲んだりはしなかったのです。
20歳の頃、ある手術を受けた私は、なかなか食欲が戻らず貧血になってしまい、造血剤を飲むことになりました。
すぐに回復したのですが、心配した母が勧めてくれたのがプルーンでした。
食べてみたらおいしくて、カレー用のスプーンにすくってパクパク食べていました。
食べるたびに調子が良くなっていると実感できたのです。
ちなみに、そのとき母が買ってくれたのはCMでも有名な瓶詰で液体が入っていたものでした。
ただ、毎日食べるには高すぎて無理だと思い、ドライプルーンに替えてみました。
レーズンのでっかいお化けみたい〜と思いながら口にすると「おいしい!」と感動。
当時、母が作ったヨーグルトを毎朝食べていたので、ドライプルーンを入れて食べる習慣ができました。

■5個食べるようになったのはサンフランシスコの生活で
25歳のとき、カリフォルニア州サンフランシスコへホームステイに行く機会がありました。
カリフォルニア州はプルーンの世界的な産地です。
ドライプルーンがスーパーのいたるところで売られていたため、ホストマザーに切らさず買ってきてもらえるようお願いし、毎朝プルーンをヨーグルトに入れて食べていました。
ステイ先の夜ご飯では、毎回あらかじめ食べやすい大きさにカットされたブロッコリーが出されました。
いくつ食べたいか聞かれるので、いつも「Five」と答えて食べていました。
その流れでなぜかドライプルーンも毎食5個食べるようになったのです。
おなかが一杯にはならずちょうどよい量でした。
ホストマザーは毎朝5個ドライプルーンを食べることが不思議だったらしく、友人に「She has five broccolis,five prunes everyday!」なんて笑い話にするほどでした。
この「Five prunes」のおかげで、ホームステイ中の9カ月間、病気をすることもなく元気に過ごすことができました。
帰国後も、毎朝「Five prunes」食べる習慣は続き、スーパーで小袋をまとめ買いするようになりました。
いまは、ネットでオイルコートフリーの商品を見つけ、定期的にまとめ買いしています。
そんな私の悩みは物価の高騰...ネットで買い始めた2012年は、1kg入りが約800円弱でしたが、どんどん値上がりしていまは倍以上!
あまりの値上がりに食べるのをやめようかと思ったことがありましたが、ドライプルーンをやめたせいで病気になっては元も子もありません。
妊娠中はさすがに造血剤を処方されましたが、その後2回手術をしても貧血になることもなく、年に1度の健康診断でも貧血と診断されたことはありません。
「Five prunes」一生お付き合いしていくつもりです。
ただ、19歳の貧血気味の次女に勧めても、食べるのを嫌がるのが残念でなりません。