ゼネラル・オイスターは、カキの陸上養殖事業を手がける子会社のジーオー・ファーム(沖縄県久米島町。売上高1500万円、営業利益△4900万円、純資産△2200万円)の全保有株式52.5%を、グッドフィールド(横浜市)に譲渡することを決めた。カキの陸上養殖事業から撤退し、主力とするカキの直営レストラン事業とカキの卸売事業に経営資源を集中させる。譲渡先のグッドフィールドはゼネラル・オイスター社長の吉田秀則氏の資産管理会社。譲渡価額は525万円。譲渡予定日は2024年7月1日。

ジーオー・ファームは2015年設立で、ゼネラル・オイスターが52.5%、沖縄振興開発金融公庫(那覇市)が47.5%を出資する。カキの陸上養殖の商用化・量産化に取り組んできたが、赤字が続き債務超過に陥っていた。ジーオー・ファームは資本構成を変更後も、陸上養殖の商用化・量産化に向けて研究開発を継続する。