岩手県の盛岡市動物公園ZOOMOに新しいカフェが4月18日にオープンしました。
障がいがある人が仕事を学ぶ場にもなっていて、自家焙煎のコーヒーや手作りのお菓子など一つ一つ丁寧に作られています。

リニューアルオープンからまもなく1年を迎える盛岡市動物公園ZOOMO。
来園者が増える行楽シーズンを前に、園内に新たなカフェがオープンしました。

その名も「ZooCafeTekuTeku」、以前からZOOMOのイベントなどで出店していた店で、今回正式にテナントとして入り飲み物や軽食を提供します。

自慢は質の良いコーヒー豆を1粒1粒選んだ自家焙煎のコーヒーと手作りのシュークリームです。

住本結花アナウンサー
「苦みと酸味のバランスが良く飲みやすいです。後味も豆の香ばしさが残り軽やかな味わいです」

店を運営するフラット寺町は盛岡市内の福祉事業所で、この店は障害がある人が仕事を学ぶ場にもなっています。

フラット寺町 利府充理事
「障がいを持った方の仕事の一番の魅力は、丁寧に分量を量ったり混ぜたり人の手できちんと行われていること」

盛市動物公園ZOOMO 村山淳副園長
「動物の福祉と人間の福祉、動物園の理念と合致する部分もあった」

リニューアルからさらに充実してきたZOOMO、2023年のゴールデンウィークは1日平均5000人ほどが訪れていて、2024年はそれ以上の来園を見込んでいます。