春の高校野球岩手県大会は5月22日に準々決勝が行われベスト4が出そろいました。
このうち、きたぎんボールパークでは大船渡と一関学院が対戦しました。

阿部愛記者
「去年、春の県大会で準優勝の一関学院、ベスト8の大船渡。2年連続で準々決勝で激突です」

きたぎんボールパークの第1試合は、一関学院に2023年春の雪辱を果たすべく大船渡打線が初回から襲いかかります。

先頭の室竣也がセンター前ヒットで出塁すると打線がつながりこの回4安打、まずは大船渡が2点を先制します。

大船渡の先発は2年生の熊谷航、的を絞らせない投球で一関学院打線に7回まで得点を許しません。

一方、一関学院は8回に7番・青木航海のヒットを皮切りにこの回4安打の猛攻で、終盤に2点差まで迫ります。

それでも最後は大船渡が追いすがる一関学院を4対2で振り切り、ベスト4進出を決めました。

大船渡3年 室竣也主将
「一つ一つアウトを取ってピンチをしのげたのでよかった。チーム一丸となって諦めず戦い抜くことができてよかった」

第2試合は高田と水沢商業が対戦。
終盤に高田が追い上げましたが、水沢商業が3対2と接戦を制し準決勝進出です。

このほか花巻球場でも準々決勝2試合が行われ、花巻東と盛岡大附がベスト4に勝ち進みました。

勝ち上がった4チームは25日に宮古市の東北ヒロセ野球場で行われる準決勝に臨みます。