東日本大震災から復興した被災地をスポーツで活性化しようという取り組みで、岩手県宮古市から陸前高田市までの130キロを、2泊3日の日程で三陸鉄道にも乗りながら走る「ステージレース三陸」が5月24日から始まりました。

これは復興した三陸の魅力を広く伝えようと、県内のNPO法人が三陸鉄道の開業40周年に合わせて企画しました。

24日は県内外から参加した35人が、午前5時半ごろ宮古市の浄土ヶ浜をスタートしました。

レースは宮古市から陸前高田市まで130キロを2泊3日かけて、三陸鉄道にも乗りながら走ります。

参加者は海沿いを走った後、宮古駅から津軽石駅まで三陸鉄道で車窓を楽しみました。

駅から走った後は、休憩所の重茂漁港でめかぶ丼とワカメ汁を味わいました。

東京からの参加者
「意外と海が静かできれいでした。月山の展望台とかきれいでした」

神奈川からの参加者
「とにかく景色を楽しみながら自然を満喫して、あとは復興というのをかみしめながら楽しく走りたい」

ディスカバー・リアス 中尾益巳代表理事
「次の街に行けばまた面白いところ、きれいな所がいっぱいつながっていく。そういうのを一つでも多くいい所を発見していってほしい」

参加者は24日の夕方に山田町に到着し、25日は釜石市を目指します。