現役時代に日本でトップクラスのフィギュアスケーターとして活躍した、岩手県盛岡市出身の佐藤洸彬さんが、5月24日に自身が過去に所属していた盛岡市のクラブを訪れ、後輩たちを指導しました。

盛岡市のフィギュアスケートクラブが企画したこのレッスンには、県内の小学生から高校生14人が参加し、初級者と上級者に分かれ盛岡市出身でこのクラブのOBである佐藤洸彬(28)さんの指導を受けました。

佐藤さんは2014年から全日本選手権に6年連続出場し、8位に入賞したこともあります。

4年前に現役を引退し、現在は京都で指導者を務めています。

この日のレッスンでは基本となるスケーティングをはじめ、ステップやスピン、高度なジャンプなど実演を交えて指導しました。

佐藤さんが一人一人に声をかけてアドバイスをすると、子どもたちは真剣なまなざしで練習に取り組んでいました。

花巻市の中学生
「色々細かく教えてくれる先生。ループが上手にできるようになった」

盛岡市の中学生
「スケーティングがすごくきれいで、学ぶことがたくさんあった。高いレベルを目指してきれいな演技をしていきたい」

木下スケートアカデミー コーチ 佐藤洸彬さん
「このリンクの環境自体はいいと思うので、本当に頑張ってやりたいと思うなら岩手でも上手になっていけると思うので、もっと頑張ってほしい」

佐藤さんは「今後も県内でレッスンを行う機会を作っていきたい」と話していました。