マウイ島大規模火災からの復興を支援しようというチャリティーイベントが4月13日・14日、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市浜大津5)で開催される。(びわ湖大津経済新聞)

 来場を呼びかける山田さん

 主催は琵琶湖岸でハワイアンカフェR cafe(大津市北比良)を運営するヤマダアールカンパニー。「MALAMA MAUI(マラマ・マウイ)2024〜びわ湖より愛をこめて〜」と題して開催。琵琶湖岸にガーリックシュリンプ、ロコモコ、モチコチキンなどのハワイ料理を提供するキッチンカー6台が出店。マクラメ、ハワイアンキルト、ハワイテイストのイラストが描かれたスマートフォンケースなどのハワイアン雑貨を販売するブース10店も出店する。

 ステージではフラショーやハワイアンライブを実施。滋賀県のみならず大阪府や愛知県からもダンサーが来場して披露する。社長の山田行信さんは「多くのダンサーが賛同して、マウイに思いをはせて踊ってくれる」と話す。無料のキッズフラダンス体験も実施する。

 ステージ出演料と特設サイトで販売するチャリティーTシャツの売り上げを2023年8月12日に発生した森林火災で甚大な被害を受けたマウイ島に寄付する。山田さんは「初めてハワイに行った時に立ち寄ったマウイ島のラハイナは古い港町で、夕日が映えるとてもノスタルジックな町並みがあり、海沿いの公園や通りで画家たちが絵を描いていて、ギャラリーやショップも立ち並び、みんなが楽しめる町だった。復興を少しでもお手伝いしたい。琵琶湖をバックにフラダンサーが繰り広げるパフォーマンスでマウイに元気を届けたい」と意気込む。

 開催時間は10時〜17時。入場無料。