空間活用イベント「新緑を感じる心地よい空間 センシティガーデンテラス KUTSUROGIBA(くつろぎば)」が5月18日・19日、センシティガーデンテラス(千葉市中央区新町)で開かれる。(千葉経済新聞)

 2023年に開催した「KUTSUROGIBA」(写真提供=そごう千葉店)

 千葉市が推進している遊休不動産や公共空間を再生・活用する「リノベーションまちづくり事業」とそごう千葉店が連携し、定期的に開催しているイベント。そごう千葉店によると、回を重ねる中で「安心できる子どもの遊び場を作る」「玄関口となって裏千葉エリアの価値を向上させる」という軸が定まってきたという。

 今回は「新緑が心地よい季節に本を楽しむ」をテーマに行う。絵本の読み聞かせと演劇サークルの絵本劇(300円、保護者はワンドリンク制)のほか、大学生によるボランティア団体による「あおぞら図書館」、粘土細工・こま・万華鏡などを制作するワークショップも展開する。

 そごう千葉店プレイスメイキングプロジェクトリーダーの小島進一さんは「企画を考えている時に、当店の国道14号側のベンチで本を読んでいる方を見た。新緑の美しい樹木が木陰を作り、5月の気候も心地よく、読書するために良い所だとヒントを得て、本をテーマにした」と話す。

 期間中、千葉駅周辺の店舗が出店する。「ムーンライト・ブックストア」が古書、古民家カフェ「cafe5(ファイブ)」がマフィンとコーヒー、「yaco(ヤコー)coffee」がコーヒー豆とコーヒー、「Bund Bakery(ブンドベーカリー)」がパン、「.2525(ドットニーゴーニーゴー)がビーガン・グルテンフリーの菓子やカレーを販売する。

 開催時間は12時〜17時。