子どもが主体の体験型ワークイベント「みのわこどもフェスタ」が7月7日、箕輪町町役場近くの文化センターと地域交流センター(箕輪町中箕輪)で開催される。(伊那経済新聞)

 昨年の「子どもフリマ」の様子

 同イベントは2017(平成29)年から続くイベントで、今年で5回目。コロナ禍で休止していたが、昨年復活した。

 企画から当日の運営までを小学生たち主体で行う「子どもスタッフ」ブースは、昨年新たに始めた取り組み。昨年は「こども縁日」を出店し、射的やスーパーボールすくい、くじ引きなどを行った。今年の内容は今後決めていくという。

「子どもフリマ」ブースでは子どもたち自らが出店するものを準備し、包装から値段設定までを行う。出店商品はおもちゃや服、文具などさまざまで買い手も子どもを対象としている。ほかにもスラックラインやおもちゃ作り、木のペンダント作り、ヘアアレンジなど約20の講座を開く予定。飲食ブースでは、五平餅やかき氷、冷やし麺やソフトクリーム、りんごチップスなどを販売する。

 実行委員会代表の小池こず江さんは「イベントを通して地域のつながりを子どもたちに知ってもらいたい。自分が移住し、寂しい思いをした時に、箕輪町の地域の人が助けてくれた。本当に温かい場所だと思った。人を助ける気持ちや思いやる気持ちを子どもたちに体験してもらいたいし、伝えていきたい。実体験を通して『できた』『面白い』『好き』を感じてもらえたら」と思いを込める。

 開催時間は9時30分〜14時。