道の駅庄和(春日部市上柳)の敷地内にあるツバメの巣で現在、ひなが育っている。(春日部経済新聞)

 くちばしを開き、餌を待つひな(関連画像)

 同施設には2008(平成20)年ごろからツバメが飛来し、巣を作るようになった。巣の数は年々少しずつ増え、30以上の巣から1シーズンに約160羽が巣立っている。

 今年は3月20日の2羽のツバメを皮切りに、続々とツバメが飛来。敷地内には多くのツバメが飛び交っている。5月7日ごろからひなが生まれ始めた。毎年、巣から落ちてしまうひなや、巣が地面に落ちてしまうこともあるが、同施設の担当者がその都度対応している。

 同施設広報担当の津隈研也さんは「お客さまから、巣が落ちているなどと声をかけてもらうこともある。ふんが下に落ちないように巣の下にふん受けを作ったり、巣自体が落ちた場合には段ボールで巣を作って設置し、ひなを巣に戻したりすることもあるが、ツバメは野鳥なので、できる範囲で見守ることにしている」と話す。

 ツバメを撮影する客が多いことから、ツバメのフォトコンテストを昨年始めた。X(エックス)(@michinoekishowa)かまたは、インスタグラムで道の駅庄和のアカウントをフォローし、同施設内で撮影したツバメ写真を「#庄和フォトコン2024」のハッシュタグを付けて投稿することで応募できる。

 フォトコンテストは6月30日まで受け付ける。