吉祥寺シアター×みきくらのかい特別公演「三人姉妹」が6月8日、武蔵野市民文化会館 大ホール(武蔵野市吉祥寺本町1)で開催される。主催はみきくらのかい。提携は武蔵野文化生涯学習事業団。「吉祥寺シアター×みきくらのかい」での公演は、2023年6月の『マクベス』に続いて2回目。(吉祥寺経済新聞)

 吉祥寺シアター×みきくらのかい 声優の三木眞一郎らによる特別公演

 「みきくらのかい」とは、声優の三木眞一郎さんと、劇作家・演出家の倉本朋幸さんによる朗読ユニット。

 今回の公演は、三木さんのほかに、声優の江口拓也さんと畠中祐さんを迎え、男性3人で『三人姉妹』を上演する。

 ロシアの名作家チェーホフ四大戯曲のひとつ『三人姉妹』。舞台はロシアのとある田舎町。軍人の父親と共にモスクワから赴任してきた一家がいた。その一家には、独身で教師の長女オリガ、結婚生活に幻滅している次女マーシャ、労働意欲に燃え、役所に勤め始めた三女イリーナという三姉妹がいる。三姉妹の、家族との葛藤や許されぬ恋、別れなどのドラマが描かれている。

 長女オーリガ=三木 眞一郎さん、次女マーシャ=江口 拓也さん、三女イリーナ=畠中 祐さんが演じる。
 日本語の美しさや強さを前面に打ち出しながら、舞台機構をフル活用したリーディング公演となる。

 担当のみきくらのかいプロデューサーの田中あやせさんは「『みきくらのかい』は今まで、二人でいくつもの役を演じ分ける、というかたちを取ってきた。今回は初の試みとして、3人でのリーディングを行う。今回の公演を通して、演劇の名作『三人姉妹』のおもしろさを少しでも多くの方に届けられると嬉しい。いつもとは違う『みきくらのかい』を見に来てほしい」と話す。

 開演時間は、14時〜、18時〜。料金は一般=8500円、アルテ友の会=7700円、25歳以下=6500円(ローソンチケットのみ)。申し込みは武蔵野文化生涯学習事業団チケット予約(0422-54-2011)で受け付ける。
 詳しくは同シアターホームページで。