こどもの日スペシャル「校歌を聴こうか」が5月5日、熊本シティエフエム(熊本市中央区辛島町)で放送される。(熊本経済新聞)

 卒業生から在校生まで長きにわたり歌い継がれて、年齢に関係なく多くの人が口ずさめる「校歌」。同放送局では、熊本地震の際、特にリスナーからリクエスト要望が多かった「校歌」に着目。今回は5時間にわたる生放送の中で熊本市内92校、益城町立5校、計97校を紹介する小学校編を放送する。

 進行は、熊本地震の際も「校歌」のリクエストを担当し、同社番組「校区のチカラ」メインパーソナリティーを務める高智穂さくらさん。番組では、校区の特徴やエピソードを交えながら、リスナーからの「母校にまつわる思い出メッセージ」も募集。応募した人の中から景品が当たる企画も行う。

 高智穂さんは「熊本地震の時に改めて地域への思いや大切さに気づいた人は多かったと思う。災害に対する備えを忘れないよう、この番組を通して当時を振り返るとともに、地域愛を感じてもらえたら。多くの人に思い出メッセージも送ってほしい」と呼びかける。

 放送時間は13時〜18時。中学・高校編は8月に放送する。