「けんしんエキナカマルシェ×茨城町」が5月8日〜11日の4日間、水戸駅改札前催事スペースで行われる。(水戸経済新聞)

 販売予定のたがね餅、メロン、野菜、焼き芋など

 JR東日本水戸支社と茨城県信用組合は2022年、「地域活性化連携協定」を結び、鉄道事業者と金融機関の持つそれぞれの強みをかけ合わせ、「金鉄連携」で県内事業者の企業価値向上を支援。知られていない「逸品」や事業者を発掘し、商品開発や販路拡大、催事出店などの新たな販路開拓や販売支援に取り組んでいる。本年度はさらに地元自治体を加え、金×鉄×官の連携を実現。地域共生・地域活性化の新しい形を発信していくという。

 「けんしんエキナカマルシェ×自治体」の第1弾として、茨城町と連携。マルシェでは同町の農産物や特産品の販売をはじめ、観光PRなどの魅力発信を行う。

 同町農畜産物きらり実践協議会は期間中、町内産の「メロン」や町内の事業者がコラボした干し芋の「ガレットサンド」「パイ包み」のほか、「常陸牛カレー」「シジミカレー」などを販売。8日は加藤商店の「焼き芋」「干し芋」、畠井商店の涸沼産「ヤマトシジミ」、9日は茨城BMの野菜、10日・11日は堀江製菓の「笑笑団子」「葛バー」などの和菓子、「茨城町特産品ブランドいっぴん」に選ばれた米蔵高安の「たがね餅」のほか、「あげ餅」「米粉シフォンケーキ」などを販売する。 

 同マルシェは茨城町を皮切りに本年度、6回の開催を予定している。

 開催時間は11時〜19時。(11日は18時まで)